【2025年最新版】運送会社の年収ランキングTOP10|月収60万超も!稼げる会社とブラック企業の見分け方


運送業界の年収は本当に上がっている?【背景を解説】

2025年時点で活躍する運送業界の大型トラック

物流需要の増加と「2024年問題」でドライバーの価値が上昇

近年、ECの拡大や高齢化の影響を受けて、運送業界では慢性的なドライバー不足が続いています。

特に2024年問題(時間外労働の上限規制)の影響により、一人あたりの稼働時間が制限されることから、現場では人手の確保が急務となっています。

こうした背景から、各運送会社ではドライバー獲得のために給与水準や待遇の見直しを進めているケースも増加中です。

年収が上がる会社と、変わらない会社の差とは?

とはいえ、すべての会社で年収が一律に上がっているわけではありません。

特に企業規模・地域・取り扱う荷物の単価によって、給与水準には大きな開きが見られます。「給与は良いが激務」「福利厚生は手厚いが収入は低め」など、待遇のバランスは会社ごとに大きく異なるのが実情です。また2024年に改正労働基準法が施行されて以降、残業時間の上限規制が加わり、それに伴い残業代が減ってしまう事例も発生しています。


【車種別】トラックドライバーの平均年収(2023年調査)

軽・小型ドライバー:300〜550万円|宅配需要が伸びている

普通免許で運転できる2t・3tクラスのトラックは、主に宅配や軽貨物配送で使われます。

EC市場の拡大により、個人宅向けの小口配送ニーズが急増。それに伴い、軽トラックドライバーの需要も上がっています。

年収は地域や勤務体系により幅があるものの、東京都では550万円を超えるケースもあり、都市部を中心に高待遇化が進んでいます。

中型トラック:400万円前後がボリュームゾーン

コンビニやスーパー、物流センターなどへのルート配送を担うのが中型トラック。決まったコースでの安定業務が多く、日帰り案件も多いため、家庭との両立を望むドライバーに人気があります。

平均年収は300万〜500万円台で、企業によっては賞与や手当込みで450万円を超えるケースもあります。

大型・けん引:450〜650万円|高収入帯の中心

10t車以上やトレーラーを扱うドライバーは、長距離輸送や高単価貨物を担当することが多く、

運送業界でも高年収層に属します。

平均年収は450〜650万円で、稼働日数・深夜運行・荷物の単価によって700万円近く稼ぐ人も存在します。

ただし、その分拘束時間や体力的負荷も大きくなるため、収入とのバランスを見て判断することが重要です。


年収が高い運送会社ランキングTOP10(参考値)

上場企業の年収水準はどこまで信じていい?

「高収入の運送会社で働きたい」と考える方にとって、平均年収のデータは重要な判断材料です。

ただし、データは本社スタッフ・事務職・役職者などを含んだ“全従業員平均”である点に注意が必要です。

一方でドライバーの年収とは直接一致しないものの、企業全体の給与水準や待遇傾向をつかむヒントとして活用できます。

主要10社の平均年収と特徴まとめ

第1位:ヤマトホールディングス(平均年収:1,192万円)

宅配便最大手のヤマトホールディングスが堂々の第1位。

平均年収は1,192万円と圧倒的で、他社を大きく引き離しています。

グループ全体での売上は約1兆7,586億円、平均年齢は51.3歳、平均勤続年数は24.1年と長期雇用が定着しており、管理職比率も高いと考えられます。ただし、ヤマトHDはヤマト運輸の持株会社です。本社所在地は東京都中央区。ただしここで発表されている年収は、従業員全体の平均ではなく幹部クラスの平均なので、あくまで参考程度にしてください。


第2位:日本通運(NIPPON EXPRESS HD)(平均年収:938万円)

「日通」の名で知られる大手総合物流企業。

平均年収は938万円、売上高は業界トップの約2兆2,390億円を誇ります。

平均年齢は47.7歳、平均勤続年数は22.5年と、ヤマトに続く高待遇企業です。

本社は東京都千代田区に位置します。


第3位:阪急阪神ホールディングス(平均年収:871万円)

阪急阪神エクスプレスを傘下に持つホールディングス。

平均年収は871万円と高水準で、売上高は約1,003億円

平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は19.1年とバランスが取れた人材構成です。

本社は大阪府池田市にあります。


第4位:日本郵政(平均年収:867万円)

郵便・金融・物流の3事業を展開する巨大グループ。

平均年収は867万円、売上は約1兆9,459億円

平均年齢は45.3歳、勤続年数18.3年と比較的安定志向の企業です。

本社は東京都千代田区。


第5位:ロジスティード(旧・日立物流)(平均年収:826万円)

グローバル展開も進めるロジスティクス企業。

平均年収は826万円、売上は約8,002億円

平均年齢42.6歳、勤続年数19.4年とやや若めの構成。

本社は東京都中央区に所在します。


第6位:近鉄グループホールディングス(平均年収:780万円)

国際物流企業・近鉄エクスプレスを中核に持つ近鉄グループ。

平均年収は780万円、売上高は約7,323億円

平均年齢45.1歳、平均勤続年数16.2年と、やや中堅層が厚い構成です。

本社は大阪府大阪市。


第7位:AZ-COM丸和ホールディングス(平均年収:774万円)

食品や日用品の物流を中心に展開する丸和運輸機関を傘下に持つホールディングス。

平均年収は774万円、売上高は約1,985億円

平均年齢46.8歳、勤続年数15.0年と、比較的ベテラン人材が多い構成です。

本社は埼玉県吉川市。


第8位:SGホールディングス(佐川急便)(平均年収:739万円)

宅配便大手・佐川急便を中心としたグループ。

平均年収は739万円、売上高は約1兆3,169億円

平均年齢37.6歳、勤続年数8.6年と、比較的若手が多く活躍する企業です。

本社所在地は京都府京都市。


第9位:日新(平均年収:705万円)

港湾物流や国際輸送を展開する独立系の老舗企業。

平均年収は705万円、売上高は約1,699億円

平均年齢40.3歳、勤続年数14.0年とバランスの取れた構成です。

本社は東京都千代田区。


第10位:ロジネットジャパン(平均年収:680万円)

北海道を中心に全国展開する物流会社。

平均年収は680万円、売上高は約740億円と中堅規模ながら安定した収益を上げています。

平均年齢43.3歳、勤続年数12.3年

本社は北海道札幌市にあります。

高年収でも離職率が高い会社に注意

これまで高年収の企業について紹介してきましたが、給与が高い=良い会社とは限りません。 一部企業では、長時間労働や不明瞭な評価制度によって離職率が高くなっているケースも見られます。 年収ランキングはあくまで参考情報として捉え、労働環境・勤務体系・休日日数なども併せてチェックすることが大切です。


入ってはいけない運送会社の共通点とは?

ブラックな運送会社に入って悩む人

「人が辞める前提」で採用している企業

常に求人を出している企業の中には、「離職前提」で回している会社も存在します。

教育やフォロー体制が整っておらず、新人が短期間で辞めてしまうことを見越して採用を繰り返すような運用になっているケースも。

面接で「とにかくすぐ働いてくれればOK」と言われたらきちんと確認することが必要です。


「自由な働き方」を強調して責任を丸投げ

「出退勤自由」「好きな時間でOK」など、柔軟さをアピールする会社もありますが、実態は長時間労働の放置や自己責任の押しつけである場合も少なくありません。

とくに業務委託や請負契約では、労働時間や休憩、保険制度がグレーな会社もあるため、契約形態は必ず確認をしましょう。


事故やトラブル時に「自己負担」が暗黙のルール

ドライバーの現場でよくあるのが、**事故や車両破損の際に“給料から天引きされる”**というケース。

企業側が保険加入や補償制度を整備していない場合、何十万円もの修理費を個人で負担させられることも。

個人負担は避けたい場合には、面接時や入社前に「事故時の対応」についてはきちんと確認しましょう。


求人票と実態に乖離がある

「年収800万円可能」「週休2日制」と書かれていても、実際はごく一部のベテラン社員の年収例だったり、休みが月2回だけということも

求人表現を全て真に受けることはせず、「1日の流れ」「実際の休日日数」などを面接で具体的に確認するのが鉄則です。


ホワイト企業に共通する「整っている仕組み」とは?

勤務時間・休憩・給与体系が明文化されている

優良な運送会社では、勤務開始・終了時刻や休憩時間、残業の有無などが明確に決まっているのが特徴です。

給与についても、「基本給」「手当」「歩合」「賞与」の内訳がはっきりしており、“どれだけ働けばどれだけ稼げるか”が事前にわかるようになっています。


安全管理や車両整備にコストをかけている

ドライブレコーダーの設置や、定期的な車両点検を行っている会社は、安全と従業員の命を重視している証拠です。

また、過積載や無理な運行を避ける管理体制が整っている企業では、ドライバーの精神的な負担も少なく、長く働きやすい傾向があります。


教育体制や免許取得支援が制度化されている

未経験からでも活躍できるように、研修制度・添乗指導・資格取得支援制度などが整っている企業はホワイト企業の可能性が高いです。

「いきなり一人で現場に出される」のではなく、段階的な成長を前提とした教育フローがあるかどうかも要チェックです。


ドライバーの“声”が制度に反映されている

優良企業では、現場の声がきちんと届き、制度に反映される文化があります。

たとえば、「休憩室の改善」「ルートの見直し」「福利厚生の追加」など、現場の改善提案が形になっている会社は信頼できます

離職率の低さや社員定着率の高さにもつながっています。


自分に合った会社の選び方【目的別ガイド】

①高収入を最優先にしたい人へ

「とにかく稼ぎたい」という方は、歩合給制度が充実している企業をチェックしましょう。

特に大型車・長距離便・深夜帯の運行を担当するドライバーは、年収600万円超を狙えるケースも

ただし拘束時間も長くなりがちなので、無理のない範囲での稼働条件を事前に確認しましょう。


②家族との時間を大切にしたい人へ

「毎日家に帰れる」「日曜は家族と過ごしたい」というニーズには、地場配送・ルート配送がメインの企業がおすすめ。

定時帰宅が可能な職場や、週休2日以上・年間休日120日以上の会社も増えています。

面接時には「平均の退勤時間」「休日出勤の頻度」などを確認するのがおすすめです。


未経験・転職初心者におすすめの選び方

初めての転職・業界未経験の方は、教育体制や添乗指導がしっかりしている会社を選ぶのが安心です。

求人に「未経験歓迎」とあるだけでなく、研修期間・指導担当の有無・研修の具体的な内容まで明記されている会社が理想。

「いきなり一人で運転させる」のではなく、段階的に成長をサポートしてくれる環境が整っているかがカギです。


トラックドライバーで年収600万円は現実的に可能?

トラックドライバーの高年収を意味

はい、可能です。

特に大型・長距離・夜間配送を担当する場合や、繁忙期の稼働が多い場合は、年収600万円〜700万円台に届く人も珍しくありません

ただし、高年収を得るには「拘束時間が長い」「連休が少ない」などの条件もつきやすいため、自分のライフスタイルと照らし合わせて判断することが重要です。


ブラック企業を見分けるにはどうすればいい?

求人票の内容と面接での説明に食い違いがないかをチェックするのが重要です。

たとえば、「週休2日」と書いてあっても実際は「隔週休み」だったり、「高年収モデル」が全体の1割以下というケースも存在します。

また企業口コミや、実際に働いている人の声を調べることも有効です。


年収と働きやすさ、どちらを優先すべき?

人によりますが、中長期で安定して働きたい場合は“働きやすさ”を優先すべきです。

年収が高くても過酷な労働環境だと、体を壊したり精神的に疲弊して続かない可能性があります。

理想は、「働きやすい上で、納得できる収入も得られる会社」を探すこと。

そのためにも、自分にとって何が最も大事かの優先順位を明確にしておくことが大切です。


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